事務所日記 7月

新制作 Go To Art Map !

こんにちは!新制作協会事務局です。

 

早いもので、このメールマガジンも来月で配信から1年が経とうとしています。

開始当初、展覧会延期期間中にもみなさまとの繋がりを感じていられるよう次の展覧会開催までの期間限定配信という企画で始まったので、今回を入れると残りの配信はあと3回となります。

最終回は9月、どんなタイミングになるかわかりませんが第84回新制作展の無事の開催のご報告を持って終わりに出来たらと思っております。

どうぞあと少しの間、引き続き宜しくお願い申し上げます。

 

実はこのメールマガジンを開始したころから、先生方の作品が設置されている場所に実際に出向き、お散歩しながら作品と周辺風景を画像でご紹介できたらと思っていたのですが、緊急事態宣言の延長や感染の収束が見えない中、結局この1年は実際にあちこちを巡ることは叶いませんでした。

 

ある日、事務所でふと

私:このままだと事務員散歩の企画が実現できそうもないので、お散歩もバーチャルにしてみるのってどうですか?

 

と思い付きを言ってみたところ

 

くわ:いいですね!バーチャルなら日本中いけますね!

 

と、とってもパワフルで明るい回答をいただきました!

 

私:日本中・・・。じゃあ、事務所のグーグルマップを共有して先生の作品の設置場所を片っ端からマークしていくのってどうですか?グーグルマップって画像も貼れるのかなー。

 

くわ:それは楽しそうですね。ローラー作戦ですね!前に、クリニックで佐藤泰生先生の作品が飾られてたって写真を送ってくださったことありましたよね。

 

私:ありましたね!あの時はクリニックにご了承いただいて、写真を撮らせていただいたんですよ。

くわさんはロードギャラリーやプロムナードみたいなところにたくさん行っているし、パブリックアート、たくさん撮ってるんじゃないですか?

 

くわ:雨の中で撮ったり、使えるかわからないものばっかりかもしれないですけど、探せばたくさんあると思います。ネパールとか海外にも先生方の作品がありそうですよね。

 

私:ネパールでもNYでもフランスでもなんでも見つけたら入れましょう!笑

 

と、事務所の2人でグーグルマップ上で“GoToEat”ならぬ、新制作“GoToArt” Mapの共有が始まりました。

 

そして次の日、ラインに大量の画像がアルバムで送られてきました。

 

くわ:検索したら、彫刻好きな人がやっぱりローラー作戦でパブリックアートの画像をたくさん掲載していました。新制作の先生の作品もたくさんありますよ!

 

私:うわっ。この人すごっ!

 

くわ:これ見てください、松戸駅の本田先生の作品、誰かがマスクをしてあげてるんです。

 

私:わー、優しい!ってことは最近の写真なんですか?

 

くわ:そうなんです。冬はマフラーを巻いてもらって、すごく愛されてます。

(カラフルなマフラーを巻いた本を読んでいる女の子の彫刻の画像)

 

私:可愛い!こういうの、メルマガでご紹介したいですね。

 

後日、パブリックアートについて確認をしたところ、屋外や誰でも見られるところに設置されている場合は、写真を撮ってSNSに掲載しても良いことがわかりました。

ただ、他の方が撮影してSNSに上げている画像はもちろん使えないので、作品の画像がないものもありますが、今回はそんな経緯で始まった事務所の新制作GoToArt Mapを途中ではありますがご紹介させていただきたいと思います。(前置きが長くてごめんなさい)

 

こちらは、今の地図の様子です。

星は会員作品の設置、所蔵場所です。

この星の1つずつの設置場所に(会員名・作品タイトル・制作年・可能な範囲で画像)を入れていて

☆をクリックすると吹き出しのように情報を見ることが出来ます。

 

通常は1クリックで1作品しか見られないのですが、今回は加工して複数の情報を並べました。

赤い矢印が設置場所です。

それでは、まずは創立会員の作品を抽出してご紹介いたします ♪

こちらは昨年の絵画部の企画レクチャーの動画[新制作と共に歩み]でご紹介された創立会員と藤島武二先生の作品のマップです。

 

創立会員の作品は所蔵先が多すぎて迷ったのですが、思い出深い昨年の絵画部のオンラインアートレクチャー[新制作と共に歩み]でお話をいただいた作品をピックアップしました。

1つの美術館に何人もの会員の作品が所蔵されている場合がほとんどなのですが、レクチャーいただいた作品は全て違う美術館に所蔵されていました。

 

1    伊勢正義【リュグビー】1937年/小坂町立総合博物館郷土館

2    佐藤敬【独唱】1936年/大分市美術館

3    三田康【二人像】1933年 

4    中西利雄【婦人像A】1936年/千葉県立美術館

5    小磯良平【化粧】1936年 

6    猪熊弦一郎【夜】1937/丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

7    藤島武二【蒙古の日の出】1937年/鹿児島歴史資料センター

8    内田巌【鷲】1941/神奈川立近代美術館

9    鈴木誠【皇土防衛の軍民防空陣】1945京国立近代美術館

10  脇田和【緑園】1957/世田谷術館

 

「藤島武二と新制作初期会員たち」の図録から所蔵美術館を調べて画像をお借りしました。

レクチャーで紹介された順に1~10としています。

画面の並び順と一致していないのですが、皆様の方がどの作品がどの画像かご存じでいらっしゃると思います。著作権のことがあるので画像を粗くしてしまったので雰囲気だけですが・・・

残念ながら、35の所蔵先は明記されていませんでした。

北は秋田県から南は鹿児島県までいたるところに所蔵されていて新制作協会の会員の活動の広さを感じます。

 

では、続けて北から南へ参ります ♪

 

北海道から東北地方です。

画像の左上から半時計回りにご紹介します。

・加賀谷健至【風の記憶】北海道庁 

・佐藤忠良【亜子】札幌芸術の森美術館こどもアトリエ

・濱田卓二【悠然】ラビスタ函館ベイ 

・明山應義【丘の道】2013年 /十和田市民図書館

・杉本準一郎【みんなで乗る舟】2013年/ 庶野さくら公園

 

北海道本庁舎の加賀谷先生の作品は道庁本館と別の建物を連結する地下歩道の壁面に設置されているそうです。札幌にお住まいの方で、普段なにげなく通っている方もいらっしゃるかもしれません。

 

明山先生の作品は、2013年第77回展の出品作品です。こちらの作品は新設した安藤忠雄氏設計の図書館に先生の作品を展示したいと、市民の皆様が図書館にご寄贈されたそうです。こちらの情報をWEBニュースで拝見して、さっそく作品画像を図録からお借りしました。

 

杉本先生の作品は道立庶野診療所で長年医師を務められた方が町に寄贈したもので、乗って遊べる遊具であると同時に、津波がここまで来たということを後世まで残すモニュメントにもなっているそうです。

 

また、作品画像がないのでこの地図では省いてしまいましたが、最初の地図で稚内の先端にクリスマスツリーの星のように位置しているのは

・本郷新【9人の乙女の碑】1963年 稚内公園

です。

続いての東北は、左上から半時計回りに

・佐野ぬい【青の時間】2014年/弘前市民会館

・舟越保武【春】1977年/岩手県立美術館

・尾埜行男【アリーナ日時計】1977年/宮城大学大和キャンパス

・佐々木宗實【S氏の室内】/大崎市民病院

・照井榮【やまない吹雪】2010年/萬鉄五郎美術館

・高家理【江刈川小学校記念碑】2003年/旧葛巻町立江刈川小学校

です。

 

まずは弘前市民会館の佐野ぬい先生のステンドグラスです。

このあと、関東でも佐野先生のステンドグラスが登場するのですが画像でみるだけでもとても美しく、光の差し込む窓を支持体にした作品は窓のない美術館では体験できない感動を味わうことが出来そうです。

 

他の美術館もそうなのですが、岩手県立美術館にもまた

・土谷武【鉄と石】1972年

など他の会員の作品がたくさん収蔵されています。

・柳原義達【岩頭の女(ひと)】1978年

は、もともと陸前高田市立博物館にありましたが、東日本大震災で大津波に飲み込まれ、1か月半後にがれきの中から発見された作品です。傷を残しながらも修復された姿を見ることができます。

 

萬鉄五郎記念美術館には、昨年ご逝去された照井榮先生の作品が多数寄贈されました。照井先生を偲びながら、年代を追ってじっくり味わえます。

 

また、佐々木先生の作品はこちらの他にも図書館、消防署、お寺など宮城県大崎市にたくさん収蔵されています。

 

次は関東です。関東は印だらけなのでいくつかに分けてみました。

地図の右上から時計回りに

・金森宰司【ライフ・メトロのマダム】笠間日動美術館 

・佐野ぬい【動く青い世界地図】2010年/成田空港コンコース ステンドグラス

・ 佐藤泰生【パリのビストロ】2002年/深川ギャザリアクリニック

・小磯良平【絵画】【音楽】1974年/迎賓館大ホール 

・ 猪熊弦一郎【自由】1951年/上野駅中央改札

・脇田和【花開く】1990年/脇田美術館 

です。

 

笠間日動美術館に初めて訪れた時には、新制作の先生の作品がとても多くてびっくりしました。古い図録の広告にもご協賛いただいていて、新制作協会との関係の歴史の深さを感じます。また、パレット館には作家の使用したパレットが展示されていて、創立会員はもちろん、金森先生、佐藤先生、神保先生などたくさんの先生のパレットが所蔵されていました。それぞれの作品を思わせるパレットばかりで、作家によってこんなに使い方が違うんだなと、とても面白かったです。野外には舟越先生はじめ彫刻部の先生方の作品が多数展示されています。

 

佐野先生のステンドグラスの2点目は成田空港のコンコースです。成田空港なので、ご覧になっていらっしゃる方も多いかもしれません。

 

佐藤先生の作品は偶然クリニックで出会ったのですが、新制作展で見覚えのある作品だったので図録を探して画像をお借りしました。クリニックの一番人が集まる場所にメインで展示されていて、待合の人々を明るい気持ちにしてくれます。

 

創立会員の猪熊先生の壁画と迎賓館の小磯先生の作品はあまりにも有名ですが、事務員散歩の企画では訪れようと思っていたので掲載させていただきました。迎賓館は一般公開も完全予約で受け付けています。

脇田美術館では、

「花ひらく」開館30周年記念 脇田和展

  2021年6月19日(土)~11月15日(月)

*会期中無休(展示替え・イベント等の臨時休館日を除く)

を開催中です。

 

画像に掲載の【花開く】が展示されているそうですので、お近くの方はぜひ♪

 

次は関東の彫刻・SD部のパブリック・アートです。

 

右上から時計回りに

・澄川喜一【そりのあるかたち'90】/キヨセケヤキロードギャラリー

・舟越保武【茉莉花】1978年/ジョイナスの森彫刻公園 

・佐藤忠良【少女】1981年/横浜駅東口 ポルタ入口 

・城田考一郎【魁の舞】1984年/横浜ファーストビル

・ 佐藤忠良【カンカン帽/ポーラ美術館 

・尾埜行男【太陽の座】1997年/国立天文台

です。

 

キヨセケヤキロードギャラリーにはその他に下記の作品も設置されています。

・小田襄【惑星】

・土谷武【四本の木】

・細川宗英【王妃】

・舟越保武【笛吹き少年】

・山本正道【思い出】

・佐藤忠良【亜古】

・柳原義達【道標・鳩】

・城田孝一郎【花のころ】

 

なんとも見応えがありすぎるラインナップなので、過ごしやすい季節にゆっくり楽しみたいです。

また、8月1日まで清瀬市郷土美術館で澄川喜一展を開催中です。キヨセケヤキロードは歩いて10分くらいのところにあるそうです。お近くの方は熱中症対策を万全に、ぜひ ♪

続きましても関東の彫刻・SD部のパブリックアートです。

右上から時計回りに

・舟越 保武【春】笠間日動美術館 野外

・麦倉忠彦【おせんさん】1992年草加駅

・澄川喜一【翔】2009年 國學院大學 渋谷キャンパス

・佐善圭【輝きを抱いて】2004年 長泉院附属現代彫刻美術館

・濱田卓二【街の風景】2018年 国立 さくら通り 

・尾埜行男【日時計ベンチⅢ】2004年 浦和 見沼自然公園

 

笠間日動美術館はロングめなショットですが野外彫刻庭園です。

こちらの広場には一色邦彦先生、加藤昭雄先生、柳原義達先生などたくさんの作品が並んでいます。作品によっては近づくことができませんが、一色先生や加藤昭雄先生の作品は近くで拝見することが出来ました。

 

麦倉先生の「おせんさん」は初めて降りた草加駅で偶然巡り合えてとても嬉しかったです。

後で、他の先生にそのお話をしたら「草加と言えば、麦倉先生よ!」とおっしゃっていました。

まだまだ勉強不足な私達です。

 

こちらは最後の関東です。

右上から時計回りに

・薄久保友司【土の賦】1991年/太田原市ふれあいの丘

・加藤裕之 池袋ホテルグランドシティレストラン内

・渡辺尋志【森の音・水の音】1995年/墨田区業平公園

・尾埜行男【縄文の時】1996年/三鷹市国立天文台

・小島隆三、他/北里メディカルアートセンター

です。

 

薄久保先生の作品も宇都宮市にたくさんあり、以前ふらっと宇都宮美術館に立ち寄った際にも企画展で薄久保先生の作品が拝見できました。残念ながら昨年ご逝去されてしまいましたが黒い背景の作品がとてもカッコよくて「ハタハタの来る海」がもう拝見できないと思うとさみしいです。

 

加藤先生の作品はホテルのレストランに飾られ、半年ごとに作品を入れ替えているのだそうです。常連のお客様には素敵なお楽しみなのではないでしょうか。

 

墨田区の業平公園には渡辺先生の作品が設置されていますが、その中のりす・かめ・かえるが破損してしまい、昨年2020年に同じ動物たちを制作して設置し直したそうです。彫刻を大切に管理する町なんだ、ということが感じられます。

 

そして、北里大学メディカルセンターの施設内には2015年ノーベル生理学・医学賞を受賞された大村智博士の「大村記念館」も併設されていて大村コレクションの絵画等の展示を行っております。また、メディカルセンターでは1700点もの所蔵品の1部を院内ギャラリーに常設展示しているそうです。新制作協会の先生の作品も全てをお調べすることはできなかったのですが、小島先生をはじめたくさんの先生の作品が所蔵されていました。

 

関東は以上ですが、本田先生の新松戸駅前の「春風の本」は残念ながら掲載できる画像が見つかりませんでした。

気になる方はぜひ検索してみてください。誰かがつけてくれたマスクの女の子が見つかるかもしれません。

次は関西圏に突入です。作品は左から時計回りに

・藤原郁三【健康の輪】/公立豊岡病院

・佐伯和子【green note】2005年 /公立豊岡病院

・小磯良平【桃とクルミのある静物】1939年/ 神戸市立小磯記念美術館

・石阪春生【女のいる風景】枚方市役所

・ゼロ・ヒガシダ【祈りの鶴】2020年/ 仁和寺

・佐伯和子【無題】2012年 /リーガロイヤルホテル京都

・尾埜行男【ベンチで日時計】1994年/ 第9回国民文化祭みえ

・麻田浩【原風景】1973年 /福井県立美術館

・杉本準一郎【マチャプチャレ】2003年/常滑梶間土地区画整理組合 

です。

 

公立豊岡病院には、SD部の藤原先生と佐伯先生の作品が同時に所蔵されていました。そんなにスタイリッシュな病院、いったいどんなところにあるんでしょう!?

佐伯先生の作品はリーガロイヤルホテル京都やアートホテル大阪ベイタワーにも所蔵されています。

どちらも建物の広い空間に設置され、訪れる人に美しさと癒しを感じさせてくれます。

 

個人的には神戸と言えば小磯記念美術館!というイメージがあるのですが、2019年にご逝去された石阪先生の作品をお調べしたところ小磯記念美術館に50点の自作作品(油彩35点、素描4点、コラージュ11点)を寄贈されていました。受贈記念展も開催されたようです。偶然地図上でお2人が隣り合わせとなり、ご縁の深いお2人を想いました。

地図はさらに南下します。左上から時計回りに

・瀬辺佳子【アジールの鐘】2013年 東和ハイシステム

・佐伯和子【九重の風】2008年 安田女子大学

・猪熊弦一郎【いのくまさんとニューヨーク散歩】/ 猪熊弦一郎現代美術館

・江戸健【ルクサンブール公園】1982年 高松市塩江美術館

・尾埜行男【ガイヤの日時計】2009年 明石市立天文科学館

です。

 

 瀬辺先生の作品「アジールの鐘」は77回展の出品作です。第84回ポスターの「アジールの旗」と共にこちらの動画でもご覧いただけます。

他のアジールシリーズや、以前メルマガでご紹介させていただいた【急ぎすぎた男】も映っていました!

静止動画なのですが、とても見やすく会場の作品たちのエネルギーが伝わってくるようです。

 

丸亀市の猪熊弦一郎現代美術館では、「いのくまさんとニューヨーク散歩展」を2021.6/19~9/5まで開催しています。今回はそちらのフライヤーの画像を掲載させていただきました。

 

江戸健先生は2017年にご逝去された物故会員です。香川県ご出身の先生で高松市塩江美術館には先生の作品がたくさん所蔵されています。

 

また、ここまでお読みいただきお気づきになられた方もいらっしゃるかと存じますが、実は尾埜行男先生の作品が東北のマップからここまでほぼ連続で登場しています。ここでご紹介できたのはほんの一部ですが、作品は全て日時計です。

日本全国に散りばめられた日時計たちは今日も様々な形で時を刻んでいます。検索してみると日時計のワークショップなどもされていて、家の狭いベランダにも日時計を作ってみたいなと思いました。

お近くに先生の日時計がある方は、ぜひ訪れていただけたらと思います。

最後のマップになりました!こちらは九州地方です。

作品は左上から

・尾埜行男【ふく日時計】1998年 下関市 ふく楽舎

・立花克樹【きのとんねる】2001年 佐賀大学教育学部 附属幼稚園

・雨宮透【若き日の漱石】1996年 上熊本駅前

・佐藤敬【セーラー服の少女】1930年 別府大学

・小川幸造【金子みすゞ像】2015年 金子みすゞ記念館

 

最後のマップにも、やはり日時計が登場いたしました!こちらは下関の名産のフグ(ふく)をモチーフにした日時計です。

 

立花先生の「きのとんねる」はSD通信でご紹介いただいた作品です。掘り進めたら身体ごと丸太の内部へ侵入し制作されるという大作で、子供たちが元気に遊んでいます。

 

雨宮先生の「若き日の夏目漱石」は上熊本観光のHPからお借りしたのですが、上熊本の旅ブログや夏目漱石巡りの個人のブログに画像を掲載してくださっている方がいました。こちらの作品もまた、地域の人々だけでなく沢山の方から愛されていることが伝わってきます。

 

以上、大容量でお届けしてしまいましたがいかがでしたでしょうか。

こちらで公開できないものもあるのが残念ですが、一部をご紹介させていただきました!まだまだ途中ですが、この日本地図を☆印と画像で埋め尽くしていこうと思います。

画像をご提供いただきました会員の皆様、お忙しい中ありがとうございました。

 

今回、古い図録や資料から探しただけでもすでに美術館の名称が変わっていたり施設の移設などで現存するかどうかわからなくなっている作品がたくさんありました。

同じ時代を共にした作品たちが確かにそこに在り、愛されてきた歴史を少しでも記録していきたいなと思っています。

 

もし、お近くにこんな作品があるよ、という情報やご自身の作品の所蔵先などありましたら是非お知らせいただければ幸いです。

私達が実際に行くことが難しい場所の写真など、お送りいただけたらとても嬉しいです。

 

またいつか、この日本地図が☆で埋め尽くされた際にはどこかでご紹介できたらいいなと思います。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!感染者が激増し、9月の情勢が気になるところですが、皆さまにお目にかかれることを願っております。

 

どうかお気をつけてお過ごしくださいませ。

 

事務局 峠 桑久保