事務所日記

WEB展絵画部オープニング懇親会に参加しました!

9月20日(日)に、絵画部のWEB展覧会関連企画第1弾のオープニング懇親会がありました。当日はたくさんの皆様がお集まりになり、最大で130名以上の方のご参加がありました。

私達、事務員の2名も参加させていただきましたので、今回はオープニング懇親会の様子をお写真で少しだけご紹介したいと思います。

 

当日、懇親会のスタートは14時からですが、たくさんのみなさまが参加されることを想定し開場は13時半からとなっていました。私達2人も13時半を回ったところでログイン!すでにたくさんのみなさんが参加されていて会場は大賑わいです!司会の竹内先生が、みなさまにミュートの方法やお名前の表示変更についてご説明をされていました。

※本文中の画像は全て当日のものですが、肖像権を考慮し会員と特定できない参加者の方になるよう編集しています。

まだまだ皆様のワクワクはおさまりませんがいよいよ懇親会の開始です。

まずは司会の竹内一先生より、今回のイベントについてのご説明がありました!またこのイベントは懇親会の一環となるのでそれぞれ自由にドリンクやおつまみをお召し上がりになりながら(アルコールもOK ♪)楽しんでいただきたいということでした。

 

イベントのタイムスケジュールです

続いて、絵画部代表の金森宰司先生より開会のご挨拶と乾杯のご発声です。

 

金森先生からはまず、初めましての方へ、こんな顔をしていますとZOOMならではのユーモア溢れるご挨拶がありました。そして今回は219名の方からご出品をいただいたこと、このWEB展はせっかく皆様が描かれた作品を本展の延期で発表ができなくなってしまったことを危惧したことから思いついた、一般出品者の皆様の為の展覧会であること、毎年出品されている方から出品を迷っていらっしゃる方までバーチャルですがこの機会に会場に並べることができたことで、少しでも皆様のモチベーションが上がられたら、というお話をいただきました。

 

また、すでに各方面から反響をいただいているバーチャル美術館の概要と操作方法についてもご説明いただきました。

そして、それぞれご用意いただいた飲み物をもって乾杯です♪

「かんぱ~い!!」

 

場があたたまったところで、早速アーティストトークが始まりました!

予定時間をちょっぴり押してのスタートです。

     

アーティストトークのテーマは「私が影響を受けた作家たち」です。

トーク担当の先生は、お話された順に、矢澤健太郎先生、福島修子先生、山根康代先生、金本啓子先生、渡辺有葵先生、西田周司先生の6名の先生方です。

関東・関西在住の先生が3名ずつ、男女の内訳も3名ずつ、ベテラン会員が3名・中堅会員が3名とバランスを意識された構成ということでした。

 

 

あまりの内容の濃さに、本当に無料で参加して良いのかしらと思う程でした!メモしたい、でも画面も見たい、追いつかないどうしよう!と、あわてていたのですが、後日こちらのレクチャーも動画でご覧いただけるようです!

 

また当日は、先生方が影響を受けた作家の色々な作品画像をご紹介くださったのですが、ここでは著作権の関係で残念ながら全ての画像を掲載することができません。画像はご紹介いただいた作品の中から、没後70年を過ぎている作家の作品や先生ご自身の作品・エスキースのみとさせていただきました。先生によって画像の枚数が異なってしまいますが、ぜひ雰囲気だけでもお楽しみいただければと思います。

矢澤健太郎先生

略歴、過去の新制作展の作品はこちらへ↓

http://www.shinseisaku.net/wp/archives/3884

スタンリー・スペンサー、マルケ、マックス・ベックマン、エゴン・シーレ、エル・グレコ グリューネヴァルト、ルシアン・フロイド など

山根康代先生

略歴、過去の新制作展の作品はこちらへ↓

http://www.shinseisaku.net/wp/archives/20120

尾形光琳、酒井抱一、村上三郎など

福島修子先生

略歴、過去の新制作展の作品はこちらへ↓

http://www.shinseisaku.net/wp/archives/3658

パブロ・ピカソ (ゲルニカ1937年 、ミノタウロマキア エッチング1935年、救助 1932年 鉛筆、紙、傷ついたミノタウロス 1936年 グアッシュ)

金本啓子先生

略歴、過去の新制作展の作品はこちらへ↓

http://www.shinseisaku.net/wp/archives/2458

 

ウジェーヌ・ドラクロワ、フランシス・ベーコン、グラハム・サザーランド、レオナルド・クレモニーニ、デイビット・ホックニー、アンディ・ウォーホルなど

渡辺有葵先生

略歴、過去の新制作展の作品はこちらへ↓

http://www.shinseisaku.net/wp/archives/20139

ダニエル・リヒター、ネオ・ラオホ(セザンヌ、マティス、デュフィ:お話のみ)

西田周司先生

略歴、過去の新制作展の作品はこちらへ↓

http://www.shinseisaku.net/wp/archives/3449

ノーマングランツ、タルファーロウ等のジャズレコードジャケットをたくさん、

萩原英雄(最後の画像で手に持っていらっしゃるのは萩原英雄氏の画集です)

 

 

途中で質疑応答を交えながら、充実した時間はあっという間に過ぎてしまいました。

 

司会の竹内先生からも、今回のような会員の構成でアーティストトークをすることは本展でも難しいので、初めてのオンラインという環境の中でそれを活かせた企画ができたのではないかというお話しがありました。(内容をおさらいされたい方は、ぜひ動画をご覧下さい♪)

 

私達事務員は美術館ではイベント中も事務所を離れることが難しいので、とても貴重なひとときでした。ありがとうございました!!

 

そして時刻は16時です。いよいよ懇親会も終盤へ。

竹内先生より10月と11月のイベントについてご説明をいただきました。

 

 

最後は、絵画部代表委員チーフ 樺山祐和先生から閉会のご挨拶です。

樺山先生のお話では、早い方は13時10分頃からスタンバイされていたそうです!また、この一連の企画について、本展が中止になってしまいとても残念でしたが、新制作、絵画部をどうにかして盛り上げていきたいという思いからスタートしたものであったこと、ファインアートを志す者にとって非常に大きなハンディとなってしまったこの状況下を、どうやって乗り越えていけるかというのも一つの試みであったことなどをお話いただきました。こうして企画の目的通りともいえる大盛況の内に絵画部のWEB展覧会関連イベント第1弾は幕を下ろしました。

 

閉会しても、しばらくは久しぶりに顔を合わせることができた先生や仲間と、再会を喜ぶ声が響いていました。このイベントは新制作協会としても初めてのリモートでのイベントであり、他部からも会員の参加がありました。会期中の美術館では互いに忙しく行き来は難しいですが、部の垣根を越えて賛同の気持ちを伝えることができるのはリモートならではの素晴らしさだと思いました。

 

11月もまだまだイベントは続きます!秋・冬に向かい感染対策を万全に、どうぞ皆様お元気でお過ごし下さいませ。また、次回のイベントでお目にかかれるのを楽しみにしております。

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

 

事務局 峠・桑久保